
こんにちは、エマキです!
突然ですが、皆さんは仮想通貨(暗号資産)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
近年話題となっていて「聞いたことはある」「SNSで見たことがある」という方も多いと思います。

そんな通貨になんの意味があるの?

怪しい・・・
そう思う人も少なくないはずです。
でも実際は、最新技術として今世界中から注目を浴びているものなんです!
この記事ではそんな仮想通貨について初心者にもわかりやすく解説していきます。
(仮想通貨は暗号資産と呼ばれることもありますが、これは金融庁による正式名称でどちらも同じ意味です。)
そもそも仮想通貨とは?

仮想通貨とは(ブロックチェーン技術)を用いたデジタル通貨です。
2009年以降様々な仮想通貨が発行されていますが、中でも有名なのがBTC(ビットコイン)、ETH(イーサ)です。
よく比較される対象として、電子マネー(paypay等)と比べると
などの点で大きな違いがあります。
最新技術として世界中から注目を受けており、
世界中で決済の導入が進む(以下例)
アメリカ・・・テスラ・マイクロソフト・overstock(大手小売会社)など
EU諸国・・・ドイツ・フランス・エストニア・オランダ・スイス・イタリアなどのレストランやショップなど
日本・・・メガネスーパー・ビッグカメラ・ソフマップなどの店舗や楽天・メルカリ・paypalなどのオンラインサービスなど
トランプ大統領の言及
2024年7月トランプ氏は、ビットコイン業界のイベント「ビットコインカンファレンス」にて「ビットコインを国家戦略的な準備金に充てる」と発言しました。
また同イベントにて、暗号資産に厳格な姿勢を持つゲンスラー氏を証券取引委員会(SEC)から解雇すると発言しました。
法廷通貨に導入
2021年9月7日、エルサルバドルはビットコインを国の法定通貨に採用しました。
(法廷通貨とは、日本の円、アメリカのドルなど、その国で使われる通貨のことです)
ビットコインがドルと同じ法的効力を持つと考えられたためです。
このようなニュースがでています。
そのため今後も価値が大きく上がることが期待されており、保有する人が増えています。
仮想通貨はGMOコイン、bitflyer、コインチェック、ビットバンクなどの取引所で500円から購入できます。
ブロックチェーンとは

ブロックチェーンとは、2008年10月「サトシ・ナカモト」を名乗る匿名の人物が論文の中で唱えたデータの管理技術です。
複数のデータブロックをチェーンのように繋げて管理することが名前の由来です。
国や企業による中央集権管理ではなく、世界中の人がデータを分散管理する仕組みになっています。
これにより、次のようなデータを作ることが出来ます。
この技術を通貨に用いたものが仮想通貨です。
他にも、銀行(Defi)、チケットや絵などのアイテム(NFT)、ゲーム(GameFi)など様々なものに導入されています。
ブロックチェーン技術の発展は目覚ましく、
- 2024年9月任天堂が「poketmonsterpoket」(通称ポケポケ)でNFTに関する特許を取る
- 2024年6月韓国のK-POPである「EVERLINE」がファンミーティングのNFTチケットを発行する
- 2023年4月HashPort、SMBCグループが共同で社員証NFTに関する取り組みを実施する
このようなニュースが話題になっています。
ブロックチェーン技術の活用例(余談)

先ほど、ブロックチェーン技術をゲームに活用すると「Gamefi」、絵やチケットに活用すると「NFT」になることをお話ししました。
でも、具体的なイメージがわからないですよね?
簡単にいうとゲーム・絵・チケットにありがちな改ざん・コピー・転売の問題を防ぐことができます!
つまり、改造で増やせないゲームキャラ、転売が確認できる電子チケット、本物と偽物を区別できる電子アートなんてものを作ることが出来ます。
これらを組み合わせて、改造で増やせない&売買履歴が確認できる&イベント参加へのチケットになるゲームキャラを作ることも可能です。
電子データに希少性を持たせることが出来るようになったんですね。
この技術を通貨に用いると偽造できない通貨を作ることができます。これが仮想通貨です。

仮想通貨はブロックチェーン技術の一つの活用例にすぎないんですよね・・・
まだまだ世間には広まっていませんが、今後のさらなる発展に期待です!
ビットコインとイーサ

仮想通貨の代表として挙げられる、ビットコイン、イーサ。
一言でまとめると、じっくり生活に溶け込むビットコインか、最新技術を追求するイーサか、という違いがあると言えます。
具体的には、主な目的・発行上限・開発者・取引の承認システムなどに違いがあります。
今回は初心者に向けて、「主な目的」に重点を置いて解説していきます!
ビットコイン

ビットコイン(Bitcoin):
ビットコインの目的は、主に価値の保存や送金および決済です。
仮想通貨の利点として挙げられる分散性やセキュリティを重視しています。
サーバーダウンやハッキングなどの心配がなく、安心して決済や送金に利用できるため、他の仮想通貨よりも私生活に導入しやすいと言えます。
世界中の飲食店やショップでビットコイン決済が導入されていますね。
またビットコインは仮想通貨市場における5割を占めており、いかに影響力を持っているかわかります。
いわば仮想通貨の営業人のような役割です。
発行上限は2100万BTC、開発者はサトシナカモト(匿名)、承認システムはPOW(proof of work)です。
イーサ

イーサ(Eth):
イーサの目的は、主にアプリの開発です。
決済や送金を「スマートコントラクト」という自動売買ツールによって管理できるため、ビットコインよりも取引の管理がスムーズです。
柔軟な取引が可能になり、様々な分野で仮想通貨を使用することが出来ます。
例えば「イーサリアム」というプラットフォーム上でブロックチェーン技術を用いたアプリ(DAPPs)と連携することが可能です。具体例として挙げられるのがGamefiとDefiです。
仮想通貨市場においては、2割ほどを占め、ビットコインの次に影響力をもつ通貨といえます。
いわば仮想通貨の技術職のような役割です。
※イーサは通貨、イーサリアムはプラットフォームの名前ですが、統一してイーサリアムと呼ばれることもあります。
※発行上限はなく、主な開発者はヴィタリック・ブテリン氏、承認システムはPOS(proof of stake)です
アルトコインと草コイン

皆さんは「アルトコイン」、「草コイン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
もともと仮想通貨に興味のある人は聞いたことがあるかもしれません。
仮想通貨全体の話をまとめるために、今回はこちらについてもわかりやすく解説していきます!
アルトコイン

アルトコインとは、ビットコインを除くすべての仮想通貨のことを指します。
有名なものとしてイーサ(Eth)、リップル(XRP)、ライトコイン(Litecoin)、ソラナ(Solana)などが挙げられます。
それぞれ異なった目的がありイーサはアプリの開発、リップルは送金、ソラナとライトコインは処理速度に重点を置いて開発されています。
現在数千種類もの発行がされていますが、実際に取引所で扱われているものは、国内で20~30種類、海外では100~300種類程度です。
草コイン

草コインとは、非常に価値の低い仮想通貨のことを指します。
数千種類ある仮想通貨の中には、しっかりとした目的をもたないものも多く、ジョークで作られるものや、詐欺や投機的な目的で作られるものもあります。
最近話題となったDOGEや柴コイン(Shibacoin)も、もともとはジョークで作られた通貨ですね。
「草」という言葉には「価値がない」という皮肉の意味が込められています。
仮想通貨投資について

仮想通貨は、価値が上下するため投資にも使われます。
「稼げる」と噂されることも多い仮想通貨ですが、実態はどうなのでしょうか・・・
ここでは、
これらについて解説していきます!
仮想通貨の将来性

結論、仮想通貨は将来性があると言えます。
その根拠が時価総額です。(時価総額は企業や市場の大きさを表します)
仮想通貨の時価総額は現在3.2兆ドルです。(2025年2月時点)
比較として、トヨタが2036億ドル、マイクロソフトが3兆ドル、金(Gold)が17兆ドル、全世界の株式市場が127兆ドルです。
トヨタ15.7個分、マイクロソフト1個分に相当する時価総額を持つことになります。
元ゴールドマン・サックスの幹部であるラウル・パルさんは、仮想通貨市場の時価総額は2030年までに200兆ドルに達すると予測しており、今後も仮想通貨市場が成長することが期待されています。
また、アメリカの資産運用会社「アーク・インベスト・マネジメント」の創設者キャシーウッドさんや、Twitter社の元CEOジャックドーシーさんは、ビットコインの価格が2030年までに100万ドル(1.5億円)を超える可能性を示しています。
これはビットコインの価格が今後10倍に成長するということです。
これらの予想が確実なわけではありませんが、専門家による発言であることから、一定の信頼はあります。

将来性はありますが、まだまだ成長途中で値動きが激しいです。まずは少額のビットコイン保有がおすすめです!(500円から購入が可能)
仮想通貨の買い方

仮想通貨を買うには、取引所の口座を開設する必要があります。
全体的な流れとしては、以下の通りです
- 取引所の口座を開設(以下にリンクがあります!)
- 銀行口座からお金を入金
- 仮想通貨を買う
国内取引所と海外取引所がありますが、初心者の場合はダントツで国内取引所がおすすめです!
有名なものとしてGMOコイン、コインチェック、bitflyerなどがあります。
これらの取引所はスマホアプリで取引が可能なので、非常に便利です。
また金融庁にも認可を受けているため、安心して取引が可能です。
以下にそれぞれの特徴とリンクを張っておきます!

初心者の場合は、取引が簡単なコインチェックをお勧めします!5分ほどで口座開設が可能です!
GMOコイン:手数料をとにかく押さえたい方におすすめ!
GMOインターネットのグループ会社が運営する取引所。取引手数料だけでなく入金手数料も無料となっていて、コストの安さが売りになっている。
メリット
・各種手数料が国内最安クラス
・つみたて暗号資産でリスクを抑えて投資が出来る
デメリット
・販売所のスプレッドが広め
・日本円の出金に金額制限がある
口座開設はこちら
https://coin.z.com/jp/member/signup
コインチェック:初心者で手軽に始めたい方におすすめ!
2012年に開設されたコインチェック株式会社が運営する。取扱銘柄が多く、アプリの使いやすさからも初心者に人気が高い。
メリット
・アプリDL数No.1
・初心者に使いやすいアプリ
・サービスが豊富
デメリット
・取引所で扱っている銘柄が少ない
・入出金に手数料がかかる
口座開設はこちら
https://coincheck.com/ja/lp#account-creation
ビットフライヤー(bitflyer):セキュリティを重視したい方におすすめ!
株式会社bitflyerが運営し、国内最大級の取引量を誇る。また、トップクラスのセキュリティ意識を持っており2014年創業以来一度もハッキングがない。
メリット
・ビットコイン取引量8年連続No.1
・仮想通貨が1円から購入可能
・セキュリティ意識が国内トップクラス
デメリット
・取引所ではビットコインの取引しかできない
・出金と送金時に手数料がかかる
口座開設はこちら
https://bitflyer.com/ja-jp/account-create/BFCP242Q
仮想通貨の注意点

将来性も期待される仮想通貨ですが、まだまだ値動きが激しく、大きな失敗をする人がいるのも事実です。
しかし、失敗を恐れて仮想通貨成長の波に乗るチャンスを逃してしまうのは非常にもったいないです!

ビットコインの価格は2025~2030年に10倍になることが予測されています!
ここでは安心して仮想通貨投資を始めるために、「仮想通貨5つの原則」をお教えします!
仮想通貨5つの原則
1.有名な通貨を買う
初心者のうちはビットコイン(BTC)やイーサ(ETH)などメジャーな通貨を買うようにしましょう!
マイナーな通貨は、将来性が不明なことや、値動きが激しいことが多く、最悪の場合価値がほぼ0になってしまう危険があります。
中には、ジョークで作られるものや、詐欺目的で作られるものもあります。
ネム(NEM)、ソラナ(SOL)、ライトコイン(LTC)、ドージ(DOGE)など様々なものがありますが、仮想通貨に慣れてきてからの購入でOKです。
2.長期保有する
ビットコインやイーサを一度購入したら、簡単に売らないようにしましょう。
まだまだ値動きが激しいですが、下落時に焦って売ってしまうとかえって大きな損になります。
例として過去のビットコインの値動きを見てみましょう。


2012年に購入していた場合、2013年に100倍、2015年に50倍、2017年に1666倍、2018年に583倍、2021年に6466倍、2022年に2666倍になっていることがわかります。
周期としては、3.4年に一度大きく上昇し、その間に大きく下落するという形です。(これは半減期というものによります)
値動きこそ大きいですが、長期的には右肩上がりになっていることがわかります。
機関投資家の予測や仮想通貨の将来性などから、今後も似たような動きを取る可能性が高いため、下落が起きても辛抱強く保有するようにしましょう。

心に余裕を持つために、余ったお金や少額での投資がおすすめです!
3.税金が発生する
仮想通貨で得た利益は、雑所得として税金がかかります。
仮想通貨を売った時の利益が対象のため、保有している段階では税金がかかりません。
年に一度2月16日~3月15日に収める必要がある為、利益を覚えておくようにしましょう。
証拠書類等は必要ないので、メモやノートに記録しておくだけで大丈夫です。
4.レバレッジ取引には手を出さない
取引所によってはレバレッジ取引が可能な場合があります。
レバレッジ取引とは、取引所に一時的な借金をすることで2倍や3倍の通貨を買うことができる取引です。
ハイリスクハイリターンな面があり、ロスカットによって資金が0になってしまう危険があります。
大きな失敗をしないためにも、初心者のうちはレバレッジ取引に手を出さないようにしましょう。
コインチェックは、レバレッジ取引の取り扱いを終了しているため、操作方法など不安な場合はこちらの利用がおすすめです。
5.複数の取引所利用も考える
取引所では、ハッキングにより資金が流出することがあります。
過去にはDMMやbybitで資金の流出が起こりました。
投資する額によっては2つ以上の取引所を利用し、資金を分散することも考えましょう。
万が一の流出時にも資金が補填されやすい、GMOコイン、コインチェック、bitflyerなど、大手の取引所がおすすめです。
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